橘湯（川崎市中原区苅宿）

差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2007年1月13日土曜日 20:36
宛先: 銭湯ＭＬ (sento-freak@kt.rim.or.jp)
件名: 橘湯（川崎市中原区苅宿）

ナカムラです。

今日（1/12）は、「橘湯（川崎市中原区苅宿）」に行ってきました。
平間駅（ＪＲ南武線）から、１．１キロ、１２分くらいです。元住吉駅(東急東横線)からも同じくらいです。

今日は、定期健康診断だった。朝から注射打たれ、バリウム飲まされた上に、台の上で回転させられたり、逆さにされたり。さらに、下剤を投与されたり･･･。苦しい１日だった。

さて、金曜日なのでサウナ付銭湯に行きたくなってきた。下剤の効果も収まってきたので、２１：００退社。いざ橘湯へ･･･。

この時間の南武線は、朝のように混んでいる。平間駅で降りて、途中、「平間温泉」の前を通過。御幸跨線橋で広大な新鶴見操車場跡と横須賀線を越て行く。程なくして、｢苅宿商店会｣という商店街に入って、同湯はそのほぼ中心にある。

５階建くらいのマンションの下駄履き銭湯。その１階と２階の一部(浴室の天井スペース)が銭湯になっている。敷地に余裕があるのか、道路と建物の間に数台分の駐車場もある。

暖簾を潜ると、アクリル板扉の下足箱。錠はＳＳＬＯＣＫ錠。自動ドアを通ってフロントスペースに入ると綺麗なフローリングに猫が歩いていたりする。
大型テレビ。ソファー、多種類の飲料が整然と詰まっている冷蔵庫。コンパクトながら、明るくて、清潔だ。年配の女将の対応は柔らかで、なかなかなものだ。ベストは、幡ヶ谷の仙石湯として、同湯はマイ･ベスト２にランキングされる。

脱衣所は、幅３間半、奥行３間。脱衣所の上には２階が載っているので、天井高さは高くない。ロッカーは、グリーン扉の島ロッカーと３方の壁側ににロッカーがある。真中に棚がある使い易いもの。錠はシリンダ錠。銘は確認できなかった。その他、新型マッサージ機、籐敷きの万能台、デジタル体重計、自販機などがある。

浴室は、幅３間半、奥行６間ほどと大型だ。浴室の奥側２／３には２階部分がないので、コンクリの梁は通っているものの、天井は２間半ほどと相応の高さがある。外壁側脱衣所側にある無料乾式サウナも真中に柱があるので観えない位置が多いけど２４インチのテレビがあったりと豪華だ。金曜ロードショウー、リチャードギアの「シャル･ウィー･ダンス」を映している。(バラの花を持つ、リチャードギアはいつもサマになっているなぁ･･･。)

島カランは１列で、カラン数は、センターから７･６･５･４。カランは日の丸扇の刻印がある砲筒型のもの。浴槽は、外壁側に大きな浴槽があって、一部が寝湯。２穴スーパージェット。座湯。ボディーマッサージになっている。黒湯ではない、白湯ながら、多少の色付きが感じられる。井戸水なのか･･･。

奥壁にもう１つの浴槽があって、黒湯温泉槽がバイブラで供されている。中二階へ上がる階段の下が洞窟風呂のようになっていて、その部分がデンキ風呂になっている。なかなか工夫された、大きな黒湯槽だ。

奥壁には、さらに階段があって、中２階に上がると、黒湯の外気浴槽がある。かなり強烈な打たせ湯もある。誰も居ないので、散々飛沫を飛ばしながら打たせ湯で肩を揉み解す。

無いのは、ビジュアルくらいかな。銭湯料金４３０円のみで、かなり充実した内容だ。友達同士なんだろう、若い４人組みなども週末の温泉先頭を堪能している。
幼稚園の先生との合コンなんかを話題にしている。なかなかいい光景だ。

「シャル･ウィー･ダンス」にも惹きつけられたりしたので、２２：００から２３：１０くらいの長湯。上がりはビール２７０円。これは少し高いかな･･･。

たまたま、向かいに湯上りの美人が居たりしたので、テレビと交互に眺めながら休憩。
新川崎駅(ＪＲ横須賀線)の駅までは２キロほど。終電が段々気になる時刻なので、もう少しゆっくりしたかったけど、辞去する。残り少なくなっていた、川崎銭湯のカレンダーを頂いた。

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ナカムラ　（Masayuki Nakamura）
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平間温泉