夕御飯を食べに外に出る。その前に早川師のペンキ絵のある銭湯ということで、保土ヶ谷の太平館に寄る。
平成十八年十一月十五日に描かれた西伊豆のペンキ絵がある。
木板に直接描かれた赤富士というのが珍しい。東京では木板に直接描くことが認められていないと聞いたことがある。でこぼこしていて、絵としていいのか悪いのかわからないけど、風情という点でトタンやキャンバスに描かれているペンキ絵よりも好きだ。
同湯の方は早川師が亡くなったことは知らなかった。描き替えの時期だったこともあって、去年に書き換えればよかったと悔いていた。
横浜を代表する優れた銭湯からペンキ絵が消えては困る。取りあえず、出過ぎたこととは知りながら、中島師の連絡先をお伝えした。
《前回訪問：2008.12.06.》
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