鶴の湯(世田谷区若林) 2010.03.13

環七を渡る時、クルマが途切れるまで信号待ちをするというノンビリな世田谷線の傍らにコンクリ煙突が立つ。千鳥破風黒瓦のレトロ銭湯。築年数は不詳ながら、かなり古い銭湯の佇まいだ。

周囲の雰囲気だけでなく、昭和歌謡の有線放送が流れる同湯にも、のんびりとした時間が流れている。そしていろんなものがユルい・・・。

久しぶりの天然鉱物のエッキス。改めて入ると多少の饐えた匂いが気になるものの入り心地がいい白濁系の入浴剤だった。旧字体で記された「多額の費用をかけて温泉地に出かけて行かなくても・・・」なる効用・効能書きが奮っている。

上がりは、「うなぎ割烹一二三」でビール、冷酒でうなぎを頂く。二次会は線路際の老舗BAR「バッカス」、三次会は梅ヶ丘まで歩いて「洒落亭」・・・。うなぎの会。。。いずれもいい店だった。そして、いつもながら少々飲み過ぎた。

《前回訪問:2004.03.21.》





世田谷線の線路を渡った所にある老舗バー「バッカス」。
1960年の年の創業。水槽には鮒が泳いでいて19歳になるという。
いい雰囲気で、いい時間が流れていた。



老舗うなぎ店。注文しても出てくるまで1時間はかかる。
注文して、鶴の湯でひと風呂浴びて、
ビールから始めるのが粋かも知れない。






同湯後方に東急世田谷線が通る。


梅ヶ丘・洒落亭。梅ヶ丘は中学時代に塾に通った場所。
東邦学習会は確認しなかったけど、駅前のその古いビルが懐かしかった。