差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2006年1月15日日曜日 14:28
宛先: 銭湯ML
件名: 梅の湯(横浜市鶴見区)

ナカムラです。

今日(1/11)は、「梅の湯(横浜市鶴見区)」に行ってきました。
鶴見駅(京浜東北線)から1.0キロ。15分くらいです。

駅前は公共施設も入居する再開発ビルが建っている。ここ数年通っいる理髪店のじいさんが、鶴見で修行した人。聞いたら、この辺りはハモニカ横丁で零細な飲み屋が密集していた場所らしい。今は、早く仕舞う亀の湯(豊岡町)が、当時の通いの湯で、1時、2時まで営業していたと教えてくれた。

亀の湯がある豊岡通りを抜けると、駅から離れた場所なのに、「レアールつくの(佃野)」という立派なアーケード街がある。恐らく、かつては鎌倉を上回っていた鶴見の高級住宅地の御用をつとめたんだろう。

同湯はそのアーケードの入口の「三角」という妙な地名の近くにある。
切妻屋根の白壁・黒瓦の脱衣所棟の前に、コミカ風呂ブランドなのか、白タイル・オレンジ瓦で、フロントスペースが増築されている。しかし、壷庭を造り、昔からの掛かり松を残している。昔はどんな「顔」の建物だったのだろう・・・。

この時間なので片側だけの営業だけど、両サイドにコインランドリー。後方には油井型の煙突のシルエットが見える。

眼を引くのは、表にまさにショーウィンドーを造り、「ラドン発生器」なるものを陳列している。初めての遭遇。古風な機械に見えるけど、ランプが付いているから現役なのか・・・。

向かって右にある入口を入ると、下足は松竹錠。自動ドアを通りフロントスペースへ続く。
平日でこの時間(22:00)だと、帰りが遅くなるのでサウナは使わないけど、ラドン発生器のことを考えていたら、思わず時間のことも忘れて400円とサウナ代200円を払っていた。大小タオルを渡される。ごつごつしていると思ったら、サウナ証のプラスチック札がバスタオルに縫い付けられてた。こんなのは初めて。洗濯に邪魔じゃないのかな。

今日は水曜日。明日(木曜日)だったら、サウナが無料らしい。

脱衣所は、幅2間半、奥行2間半。天井は高いものの、かつて格天井だったものは、煤けたクロスでふたされ、昭和後期的な照明器が下がっている。ロッカーは、島ロッカーが1つと、外壁側とフロント方に茶色のもの。錠は松竹のシリンダー錠。

フロントもそうだったけど、電気代節約なのだろう、一部の蛍光管が外されたり、点いていない。それに、張ってから10数年は経過しているだろう、煤けた壁紙の脱衣所。暗さもあって裏ぶれた感じがする。

コミカ風呂的な緑マットを跨いで浴室へ。脱衣所の暗く裏ぶれた感じとは異なり、明るく清潔だ。
浴室は、幅3間、奥行がやや短く、やはり3間半くらい。天井はウィング部が長い2段型でプラ板が張られている。ウィング部が長く、ややバランスを欠いているのは、少し外壁側に増築したのか・・・。

島カランは2列で、カラン数は、センターから6・6・5・4・3と立ちシャワー2。カランは日の丸扇の刻印のあるもので、ピカピカに磨かれている。

浴槽は、センター側に釜場への通路をも合わせて硝子ケースで囲って、「ラドン浴/森林浴」となっている。炊き出し口は格子になっていて、中に石が積まれている。湯気が充満したこの手の風呂は、スチームサウナとも違って、気持ちが良くて好きだ。

真中の槽が主浴槽で、ジェットが2機のみの簡素なもの。外壁側に水枕付きの座ジェットと寝湯の中間的なもの。その手前に、ギリギリ2人用の水風呂がある。さほど冷たくなくて、冬はこのくらいが心地いい。

サウナは、外壁側、脱衣所に食い込むかたちで設置されている。5、6人用で、砂時計の5分計が2本壁に設置されている。静かにJAZZが流れているのが意外だ。それも、どこから音が聞こえてくるのか注意すると、椅子の下から聞こえてくる。意外だ。

ビジュアルは、奥壁の上から1/3くらいに高さ約1mで、切絵調のモザイクタイル絵。絵柄は、海、白砂浜、少女、小島、ヤシの木というもの。やや淡すぎる色調で、インパクトに欠けるかな。

1時間くらい滞在したけど、相客は10人くらい。上がりは、キリンビール、おつまみ付きで280円。やや暗いフロントスペース。女将はパズル雑誌に夢中・・・。

帰りは、鶴見駅からの多くの帰宅客とすれ違いながら、鶴見駅へ。
既に、いい無料スチームサウナのある亀の湯は仕舞いだった。
お風呂屋さん回りをしていると、よくあるパターンなんだけど、やはり違和感がある・・・。


鶴見区佃野町(つくのちょう) [昭和54年7月23日設置、住居表示]

町名の由来
 昭和54年の住居表示の施行に伴い、鶴見町、元宮二丁目の一部から新設された町です。

古くは橘樹郡(たちばなぐん)鶴見村の一部で、昭和2年の横浜市編入に際して鶴見町となりました。町名は地元の通称を採りました。「佃(つくだ)」とは「作り田」の意味であり、荘園領主が直接経営する田です。

北東側を鶴見川が流れ、南東側を東海道本線、横須賀線、京浜東北線が通っています。町内に「レアールつくの」という買物空間があります。佃野公園先の鶴見川では「鶴見川いかだフェスティバル」が開かれます。

「横浜の町名」(横浜市市民局)より