差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2010年12月8日水曜日 22:04
宛先: sento-freak@yahoogroups.jp
件名: 山の湯温泉(豊島区要町)

ナカムラです。

今日(10/14)は、「山の湯温泉(豊島区要町)」に行ってきました。 要町駅(東京メトロ有楽町線)から、0.6キロ、7分くらいです。

久しぶりに山の湯温泉へ。3度目くらいになるけど、記憶だけでは辿りつきにくい、だらだら 坂の細い道を進んだ「山の上」にある。

向かいは「要荘」という裸電球が下がる古いアパート。要荘以外にも付近には風呂なしアパー トが多く残るエリアだ。

細い道沿いに建っているので、銭湯全体が見渡しにくかった。しかし、マンションでも建つの か、道の反対側が大きな更地になっていて、今日は良く見通せる。

奥まった所にあるので、雰囲気的にも「山の湯温泉」というネーミングが似合っている。見事 な掛かり松を従えたモルタル箱型のエントランス。サトウハチローの花の絵の色紙(店をひら く/運がひらく/花がひらく)が架かっている。

浴室は、円形浴槽を連結させたベン図のようなセンター浴槽。珍しい浴槽だ。微かにペンキの 匂いが残っている。奥の壁のペンキ絵は「駿河湾(22.7.20.)」。丸山さんの絵が新しくなって いた。

相方によると女湯には章仙画と翠光画の伝統的なタイル絵があるという。男湯にも男女境と奥 壁ペンキ絵下に2幅の大きなタイル絵があるものの、残念ながら新しい絵付けの洋風な絵柄の ものだ。。。

同湯では地下200メートルから汲み上げた井戸水を沸かしている。バイブラの浴槽の温度が41 度くらいとゆったりと浸かるにはいいぬる目の温度。ただ、バイブラの勢いが強すぎるきらい はある。。。

脱衣所を含め居心地がいい銭湯なので、昔、一緒に温泉回りをしていた友人と、ここ「山の湯 の浴室」で待ち合わせて、池袋に繰り出したこともある。いつも湯気がもうもうとしているせ いか湯治場の雰囲気もある。

日曜日の18:15から19:00に滞在。相客は10人以上はいただろうか、そこそこ客が入っている。 明るく清潔、いい銭湯だと思う。そして、テレビにはサザエさんが映っていた。かなり久しぶ りに観た。

帰路は、近くのスーパーで夕餉の食材を調達して、国際興業バスで要町から板橋本町まで北上。 家からもさほど遠くない。。。

《前回訪問:2007.09.02.》

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ナカムラ (Masayuki Nakamura)
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駅からだらだら坂に向かう商店街