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要町・山の湯温泉
 2018.02.03.





「要荘」という裸電球が下がる古いアパートが健在。しかし、同湯手前の住宅は建て替って雰囲気が変っていた。
昭和32年築の伝統的木造銭湯。要町地区のどこからアプローチしても湾曲するなだらかな坂道の上に、ひっそりとある。奥まった所にあるので、雰囲気的にも「山の湯温泉」というネーミングが実に相応しい。

裸婦が肩に壺を載せているという焚出し口と瓢箪型のセンター浴槽が特徴的。今日は”ほっこりカボチャ風呂”なる薬湯だった。地下200メートルから汲み上げた井戸水を沸かしたお湯は41℃と43℃くらいのかなり温度差をつけた設定。広い、高温槽に浸かるのは小生だけ。

6年程前に増設されたスチームサウナは、8種類の生薬の香り漂う”よもぎ漢方スチームサウナ”。最近、高温の乾式サウナや水風呂に入ることがほぼ無くなった。でも、スチームサウナはマイナスイオンを吸い込む感じを含め身体に優しい感じがする。


2方面にある絵付けのタイルは相変わらず。丸山さんの西伊豆(2014年)のペンキ絵は少々くすみが目立っていたかな。

脱衣所はほの暗い感じ。お香を焚いていることや山の上ということもあって、何故か秘境感漂う銭湯だ。

《前回訪問:2012.01.08》




山の上の秘境感が強い不思議な感じがする。





企業などではフォントは企業の個性を現わすものとして重視されている。山の湯の個性が表れた看板が掛る。

















要町駅からは0.7キロほど。しかし、山を登る感がある。