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中野・千代の湯
 2016.01.15.







 中野には数多の飲食店があるものの、なかなか美味しい店に巡り会えていない。どうしても同じような店に入ることが多い。今日初めて入った外国人がやっている小さなスパイス居酒屋は、例えば町の電気屋の後にそのまま入ったような殺風景な外観と内装の店で、なかなか訪れる順番が回って来なかった。でも、料理が出てくるのは早く、どれも美味しかった。

素人くさい印度料理屋が多く閉口することも多いなか、パクチーが入った鮪のカルパッチョなど、日本の素材の味が分り、その味を活かしたプロの料理人のものだった。スパイシーおでんもカレー味なので、何時もというわけにはいかないけど美味しかった。

燗酒は自動燗付機で温められ白磁の大きな徳利で出されるなど楽しい店。勘定も安かった。予約無しでカウンターに潜り込めたのはラッキーだったようだ。我々が入った後は、来る客来る客、みな断られていた。

千代の湯は20:30から21:15に滞在。いつも通り空いていた。ただ、今日はいつもの昭和歌謡が流れていなかった。暖冬の今シーズンもこの何日かはかなり寒い。通勤の鞄にはカメラや風呂道具だけでなく毛糸の帽子を忍ばせて、寒い折に被っている。もっと寒くなるとレッグウォーマーも加わるけど、今シーズンはまだそこまでの寒さではない。

前回来た時は、中野区銭湯のスタンプラリー中で、同湯で4つ目のスタンプを押してもらい5つ達成という頃だった。しかし、その後直ぐにインフルエンザに罹り、結局前年に続きスタンプ4つで敗退だった。

《前回訪問:2015.11.27》

(ご参考)「桃園川銭湯巡礼 その7 千代の湯と風月堂」