本牧ゆあそび館（横浜市中区千代崎町）

差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2006年10月1日日曜日 10:52
宛先: 銭湯ＭＬ
件名: 本牧ゆあそび館（横浜市中区千代崎町）

ナカムラです。

今日（9/24）は、「本牧ゆあそび館（横浜市中区千代崎町）」に行ってきました。
山手駅（根岸線）から、１．２キロ、１５分くらいです。

山手駅は、「横浜　山手」のハイソなイメージと異なって、いきなり横浜の下町だ。

付近には根岸外人墓地もあるけど、山手の外人墓地と違って、イメージも採光という点でも、明るい場所ではない。戦後直後に堕胎されたＧＩベビーが、多数葬られたという場所でもある。行ってみても、小生以外誰も居ないし、歩くと蜘蛛の巣が顔にかかる。今日は誰も歩いていないということだろう。

直線の大和町通りの直線的な商店街は、横浜に駐留したイギリス兵にライフル銃試射場として貸与し、「角打場(かくうちば)」と呼ばれた場所の名残だ。その途中の｢いなり湯｣の前を通って行く。

千代崎町に入ると、より下町度は上がって、以前こういうアパートが多かったよなぁという、トタン貼りのアパートが増えてくる。同湯は、そんな中にある４階建のビル銭湯。一階が駐車場とコインランドリー。２階に上がると、靴脱ぎのスペースがあって、おしどりの下足箱がある。

自動ドアを通って、自販機でチケットを買う。銭湯のみだと４３０円。サウナ、露天が使えるロイヤルコースだと８７０円とやや高い。小生の地元、戸塚・葛の湯では、２年ほど前にロイヤルコースが８００円から６００円に値下げされている。戸塚と比べて、スパー銭湯の競合が少ないということか。高いし、あまり魅力を感じないので、今回は銭湯のみにする。

脱衣所は、幅３間、奥行３間、天井高はビル銭につき１間と1/3くらい。「ゆあそび広場」ブランドにつき、床は籐敷き。ロッカーが、珍しい浴槽の機器の会社ＤＥＮＫＥＮのもの。やはり、ゆあそび広場で見ることがある。

浴室は、３間半四方。天井は、やはり１間と1/3くらい。男女境に接する浴槽の上が、３間ほどの高さになっている。

島カランが１つで５・５。その他、奥壁に６、外壁側に７のカランがある。カラン台は上面に御影石張りのもの。湯桶を置く台もあって、やはり御影石が張っていある。ワンボタン式のハンドシャワーが２機あって、これが凄い。ボタンを押すと、水圧が強いのでシャワーがホルダーから飛び出し蛇のように床をのたうち廻る。捕まえるのに難儀する・・・。

浴槽は、男女境側に２槽。主浴槽は、６点座ジェット×２とバイブラ。副浴槽は細長いもので、薬湯で奥がデンキ風呂になっている。温度は双方とも４１度くらい。
広さも普通の銭湯と変らない・・・。

外壁側にひっかけキーで開けられるドアがあって、３階がロイヤルスペースになっているようだ。

上がりは、フロント脇の休憩スペースで、スーパードライ３００円。隣に小振りの飲食スペースがあるけど、厨房に誰も居なくて、開店休業なのか休業なのかわからない。畳敷きの休憩スペースはない。

日曜日の１３：２０から１４：２０に滞在。相客は１０人くらい。

銭湯としては、普通のビル銭湯。いつ開業したのかわからないし、今回は入っていないけど、今となってはスパー銭湯としては中途半端かなぁという感じがする。
あるいは、スーパー銭湯と括ってはいけないのかも知れない。

帰りは、隣湯の泉湯を見て、山手駅から大船に出て観音食堂へ。
日曜日なので、昼間から刺身でビールを飲んでた。

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ナカムラ　（Masayuki Nakamura）
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北方町・泉湯
大和町・いなり湯	根岸外人墓地。入るのは２回目だけど、やはり、ただならぬ霊気を感じる・・・。
大船・観音食堂／かつお刺身	筋子丼