今日（12/18）は、「春日湯（北区上十条）」に行ってきました。
十条駅（埼京線）から、0.2キロ、2分くらいです。
明日から、福岡、大分、愛媛、香川、岡山、島根、鳥取と冬季銭湯ツアー。十条への転居などのため夏期の遠征は叶わなかったので地方銭湯は久しぶり。電話帳（iタウンページ)の網羅性は低く、伍助さんのHPも長らく更新がない。四国の銭湯情報は案外に取りにくい。
玉野市・宇野の松の湯は、年末で長い歴史を閉じる。下津井・八千代湯や、八幡浜の大正湯が気になって仕方がないものの、かつての電話番号は廃止されていた。
他流試合の前は、いつも地元銭湯で心落ち着かせ、集中力を高める。いつもながら多くの失われていく光景に接する。被写体の都合で、あるいは自分の都合で、二度と遭遇することはない。出会い出会いが取り戻すことが出来ない瞬間となる。それを自分が納得できるレベルで仕留めるのは、なかなか消耗する作業だ。
春日湯は十条で最もレトロな銭湯だと思う。奥壁にペンキ絵がないのが寂しいものの外観、脱衣所、岩組の涸滝がある浴槽はそれぞれに趣がある。心を落ち着かせ、精神統一を図るのにはふさわしいと感じている。
