山田湯(熱海市和田町) H18.1.8.

温泉地熱海の共同浴場。
和田川の傍らにあり、山田宅と繋がっている。
風情はないけど、源泉掛け流し。微かな塩気と苦味。あっさりとした入りやすいお湯。

来宮駅(伊東線)からアプローチする。
途中、水口第二共同浴場の前をウロウロしてらた、出てきた若い娘に警察呼ぶよと言われ、やや戦意喪失気味になる。
いきなり、それはないだろうという気もするけど、若い娘にしてみれば怖い部分もあるんだろう。(見るからに気の強い娘だったが・・・。)

熱海市の熱海温泉調査報告(熱海温泉ナビゲーション)にも、市営のはずだけど、水口第一共同浴場や水口第二共同湯、清水町共同浴場は掲載されていない。他の共同湯よりも、外来者の入浴を想定していないだろうし、使用者にとっては迷惑ということなんだろう。
共同浴場には謙虚な気持ちで臨んでいるけど、なかなか難しい。

※熱海温泉調査報告(熱海温泉ナビゲーション)
 http://www.atami-amic.com/onsen/index.htm

中島水産市民市場で鉄火巻きを買って、腹ごしらえ。気分を取り直す。

山田湯は、金城館の間を流れる和田川の上流にある。
川沿いの細い道を上がっていくが、地図だけでは判りにくいだろう。でも、携帯のGPSナビゲーションはやはり便利。難なく到着する。

脱衣所、浴室とも幅2間、奥行2間半。山田宅に連結する、平屋のコンクリ造。趣きには欠ける。
歴史は長いようだから、山田宅が建て替えられる前は、川音が聞こえる風情のある建物だったんだろう。



知らない家へ入ってしまうのではないかという緊張感がある。
この山田さん宅の隣が山田湯。立ち寄り湯の暖簾が架っている。

シンプルな浴室。女将さんに了解を得て撮影。

金城館脇の染殿橋の袂から、和田川左岸(右側)の小道を上がって行く。

橋で右岸に渡り、大きな木の生えている赤い建物の隣(奥)に同湯はある。




熱海・金城館
前に勤務した会社のイベントで、強烈な思い出がある・・・。