朝日湯(横浜市鶴見区生麦) 2008.06.13

19:00会社を出て、地下のラーメン屋で夕飯。いつもは味噌ラーメンをいただくけど、今日は冷やし中華。なんか普通の中華屋のよりもダメだった。残念。

今週は、株式も債券も大荒れ。消耗した一週間だった。先週の遠征の疲れも引きずっている感じがしたので、黒湯温泉やサウナのある銭湯でゆっくりしたい。

好きな駅の鶴見線・国道駅からアプローチ。風の便りで廃業したと聞いていた旧東海道沿いの「松の湯」は、やはり閉まっていた。旧脱衣所には明かりが灯っていたけど、コインランドリーには「閉店」という貼り紙があった。

宝湯跡は相変わらずコインパーキング。翠湯は盛業中。

朝日湯は、交通量の多い第一京浜国道に面している。4年振りくらいかな。伝統的ビジュアルがないのが残念だけど、かなり立派な伝統的木造銭湯。横浜では屈指の風格だと思う。



国道駅。小生の「レトロな風景」の追求はこの風景との出会いからスタートした。
多感で純粋だった頃。本格的にカメラを手にした16歳の晩夏だった。

430円プラス100円でバスタオルも付く。女将さん、身体が難儀そうなのが気に掛った。
相変わらず清潔で広大な銭湯だ。

金曜日の21:30から22:30に滞在。
相客は4人ほど。少し寂しい感じがする。


上がりは近くの「福わうち」という串揚げ屋さん。向いのパチンコ屋が閉店前なのでドアを開けて音響のボリュームを上げている。
串揚げ屋も戸を開けているので、最初の間、店内は笑っちゃうほど騒々しかった。

女将さんは、36歳の洋子姉ぇと呼ばれる、男好きのする美形だった。客との話のテンポや間合いがなかなかで、クラブでホステスをやらせたらかなりの売上を上げるタイプだ。タバコの持ち方が業界風なので、ひょっとしたらご経験者なのかも知れない。

年齢層がさまざまな3人ほどの相客。みんなそれぞれに鼻の下を延しているのが面白かった。無論、小生も再訪を決意?。
生麦には、今日もどちらにしようか迷った、「竹の湯」という優れた銭湯があるので、そことセットで再訪かな・・・。

ビール(中)、白神山地(清酒1合)、串揚げ(串カツ、鶉卵、玉ねぎ)、ゴーヤチャンプルーで2300円くらいだったかな。

《前回訪問:2003.10.04.》



鶴見線・鶴見駅
国策により戦時中に国鉄へ吸収合併された鶴見臨港鉄道が建設した。
欧風の終着駅の雰囲気がある。



国道駅


松の湯


翠湯











「福わうち」はパチンコ屋の向い